COSMETOLOGY 美容皮膚科
ダイエット
冷却して脂肪を破壊するクールスカルプティングや、薬や注射により食欲を抑制するダイエット方法もございます。
【クールスカルプティング®】
クールスカルプティング®(クルスカ)は世界80ヶ国以上で導入されている痩身治療です。日本では2017年に「冷却による脂肪減少装置」として厚生労働省より正式に承認を受けました。これによりクールスカルプティング®(クルスカ)の脂肪減少の効果と安全性が確立されたことになります。同じ痩身治療の中でも、切開をしたり、針を使ったりというイメージを持つ方もいるのではないでしょうか。例えば「脂肪吸引」は、吸引器具を挿入するために切開が必要になります。一方、クールスカルプティングは切開などの施術が必要ないので傷が残りません。クールスカルプティング®(クルスカ)では、脂肪組織が他の組織よりも低温に弱いという性質を利用し、脂肪だけを冷却して脂肪細胞を除去します。脂肪細胞そのものの数を減らすため、治療後にリバウンドが起きにくいのも特徴です。
【マンジャロ注射】
マンジャロとは、週1回投与の空腹時及び食後の血糖値を改善する薬です。食欲減退や満腹感亢進により体重減少作用が期待されます。普段食事をとり消化管の中に食べ物が入ってくると、小腸でGLP-1やGIPが分泌され、一部は血液を流れて膵臓に運ばれていきます。膵臓にたどり着いたGLP-1は、インスリンを出すように働きかけるため、インスリンが分泌されて血糖値が下がるという仕組みになっています。マンジャロはインスリン分泌を促進するGLP-1作用に加えて中枢に働きかけ食欲を生理的に無理なく抑えることができるGIP作用もあるため、消化管症状の副作用が比較的少なく、体重を減少させることが期待できます。
【リベルサス】
リベルサスは「やせるホルモン」とも言われている経口薬です。リベルサスを飲むことで食欲が抑えられ、ダイエットの効果が期待できます。リベルサスを服用することで内臓脂肪の燃焼や基礎代謝の向上が見込め、体質改善を期待することもできます。GLP-1経口薬であるリベルサスは1日1回錠剤を経口投与となるため、他の注射タイプのGLP-1受容体作動薬と比べて痛みがなく利用しやすいです。ハードな運動や厳しい食事制限は必要なく、適度な運動と食習慣の見直しでダイエット効果が見込めます。
マンジャロ注射で起こりうる副作用/急性膵炎、下痢、悪心・嘔吐、腹痛、食欲減退、浮動性めまい、糖尿病網膜症、味覚異常
リベルサスで起こりうる副作用/吐き気、下痢、便秘、腹痛、神経系障害、倦怠感