症状と治療について
乾癬は銀色の鱗屑を伴う紅斑が全身に広がる慢性の炎症性疾患です。
かつては治らない病気として塗り薬を塗るだけでしたが、現在は生物学的製剤を代表とする注射薬、アプレミラスト(オテズラ)、エトレチナート(チガソン)、シクロスポリン(ネオーラル)などの内服薬、ステロイド外用薬、ビタミンD3製剤、エキシマライトやNarrow band UVB療法といった光線治療など多岐に渡ります。
当院では外用薬、光線治療、内服薬を中心に患者様と治療方針を相談しながら処方しております。
注射薬は基幹病院でないと投与できないため、ご希望の方は紹介させていただきます。
掌蹠膿疱症は乾癬の一亜型として考えられておりますが、治療に難渋する病気です。
外用薬はもちろんですが、エキシマライトが著効する病気でもあります。
虫歯や金属アレルギーや扁桃周囲炎なども考えられております。当院では外用薬、エキシマライトを中心に治療しております。
2018年より当院は日本皮膚科学会認定の乾癬における生物学的製剤導入施設として承認されました。TNFa阻害薬やIL12/23p40阻害薬、IL17阻害薬をクリニックでも導入可能となりました、ただし、導入時、維持おいては採血やレントゲン、CTが必要なため数ヶ月に1度は高松赤十字病院の乾癬外来に受信する必要があります。
施術料金
治療内容・使用薬剤および各保険診療報酬点数に準じて必要な金額が決定されます。また、同じ受診・治療内容であっても受診・治療を受けられた方の自己負担割合によりお支払いいただく金額は異なります。
※当院での診察が初めての方は保険診療報酬で定められている「初診料」を、2回目以降の診察時には「再診料」を申し受けます。また、受診内容などにより再度「初診料」を頂く場合もございます。予めご了承ください。
※当院の定める診察時間外の診察・治療、または6歳未満の乳幼児の診察・治療については、公開されている保険診療報酬上の加算等に従って自己負担の料金を算出いたします。