ミラドライシステム
ワキのニオイで悩んでいる
ワキ汗をかきやすい
皮膚を切らずに治療したい
治療効果を長く維持したい
02 ミラドライとは
ワキガ・多汗症に
「切らない」という選択肢を
ミラドライは、皮膚を切らずにワキガ・多汗症治療が可能な医療機器です。マイクロ波を皮膚の上から照射し、熱による効果で汗腺を破壊するため、マイクロ波照射によって破壊した汗腺は再生することがほぼありません。また、手術療法による切除と異なり、施術後のダウンタイムが短いため日常生活に影響を及ぼしにくいことも特徴の一つです。
ミラドライの使用は、現在のワキガ・多汗症に用いられている治療法の中で、効果とダウンタイムの最も優れたバランスを有している最新の治療法です。
特徴1:傷跡のない、キレイな術後
ミラドライは皮膚ダメージを抑えつつ、ワキガ・多汗症の原因となる箇所を熱破壊することが出来ます。従来ワキガ・多汗症治療に用いられた技法として、ボトックスによる一時的な対処(※)か、傷跡が目立つ手術療法という選択肢が主でありました。ミラドライは従来技法のメリット・デメリットを補完する形で考案された理想的な治療法です。
※多汗症に関してのみの適用治療法です。
特徴2:安全な施術で長期的な効果
マイクロ波で破壊した汗腺は再生することがほぼありません。ミラドライを用いる方法は、長期的な効果の獲得と術後のダウンタイムの短さから現在使用可能なワキガ・多汗症治療法の中で、最も優れたバランスを有している治療法と考えられています。
03 ミラドライの仕組み
ミラドライは、水分の多い汗腺をターゲットとして、
汗腺付近にマイクロ波エネルギーを集中させ、ワキガ・多汗症を治療します。
マイクロ波の効果的な照射
マイクロ波を「アポクリン腺」「エクリン腺」が集中する層へ照射します。照射と同時に冷却することで表皮から真皮の抵抗が減少し、マイクロ波が深い部分へ到達します。
最適な治療のための設計
ミラドライのマイクロ波は皮下脂肪層と真皮の境界に蓄積され、汗腺に吸収されます。到達深度と照射幅を最適化するよう設計されています。
キレイな術後
冷却し、必要以上の照射熱から保護します。(※)マイクロ波は汗腺に集中するため、脂肪層以降への大きな影響はありません。
※ハイドロセラミック・クーリングシステム
04 他治療との比較
05 料金
【ミラドライシステム】
ミラドライ1回目 286,000円
ミラドライ2回目 154,000円
【自由診療】
カウンセリング料(初回):3300円
カウンセリング料(再診):880円
※未成年の方は、自由診療初回の際には保護者同伴が必要です。
※コース契約時の再診料は必要ありません。
06 施術の手順
STEP1 症状のカウンセリング
ワキガ・多汗症のお悩み内容、現在の肌の状態や体調などを当院担当者が丁寧にカウンセリングいたします。施術に関する疑問点など、どのようなことでもお気軽にお尋ねください。
STEP2 対象部位への局所麻酔
施術を行う対象の部位へ局所麻酔注射を行います。
局所麻酔の効果は投与からおよそ10分ほどで発現します。
STEP3 施術前マーキング
施術予定の対象範囲、発汗する場所、体毛の位置などを参考に、施術を受けられる皆様に適したマーキングを行います。当院では、事前に施術部位のシェービングをお願いしております。
STEP4 マイクロ波の照射
担当する看護師が対象部位へマイクロ波の照射を行います。片側で約20分ほどが施術時間の目安となっています。施術中は局所麻酔と冷却機能により痛みを感じることはほとんどなく、ワキガ・多汗症の原因である汗腺を破壊していきます。
STEP5 施術直後に冷却
術後は治療部位を冷却し、異常がなければ施術当日は終了となります。治療後の経過や変化など、気になることがあればお気軽にご相談ください。
なお、術後は多少の赤みが生じます。個人差はありますが、1~2日ほどで消失します。
07 よくあるご質問
Q1:ミラドライの施術効果はどのくらいありますか?
標準的な方で1回目のマイクロ波照射で50%、2回目の照射で70~80%の減汗効果がございます。100%の効果を保証するものではございませんのでご了承ください。
※効果の実感・持続期間に関しては個人差がございます。
Q2:施術後、再発の可能性はありますか?
マイクロ波の照射で破壊した汗腺が自然再生することは、ほぼありません。ただ、100%の汗腺を破壊しないため、残った汗腺(20~30%)による汗は出ます。
臭いの程度も、術後の残存汗腺から分泌される汗の量によります。
Q3:ミラドライでの治療中、痛みはありますか?また、照射の跡は残りますか?
施術の痛み自体は本来感じるものですが、術前に局所麻酔を使用しますので、ほとんど痛みを感じません。また、ミラドライを使用する術式の場合は物理的切除を行わず、対象部位にマイクロ波を照射するものですので、術後に多少赤みや腫れは出ますが、傷跡は残りません。ダウンタイム経過後はほとんど施術後は見えなくなります。